電気工学分野における特許

電気工学の特許で最もよく知られているのはトーマス・エジソンによる発明の例でしょう。エジソンはこれら発明を基に技術革新を実現しただけでなく、発明を保護し、発明を基にして企業帝国を築くことができたのです。現在では、技術の進歩に伴って世界中で電気工学分野の特許出願が増えています。イノベーションを保護し、市場で優位に立つためには、保護権について早めに検討することが非常に重要です。

長年の開発努力を特許で保護する

エジソンの電球にまつわる逸話は非常に印象的です。電球が灯るまでに、なんと1001回もの実験をしたといいます。その真偽はともかく、エジソンは一年の間に多くの材料と労働時間を費やしました。現代の企業も同様で、技術を進化させるため、場合によっては何十年もかけて技術革新の研究開発を行っています

費やした時間と研究開発のコストを保護するために、特許の出願が有効な場合があります。さらに、多分野にまたがる研究を促進するため、特許のライセンス化なども行うことができます。

多分野にわたる保護をワンストップで

イノベーションの特許が一つの分野のみで出願される時代は終わりました。「インダストリー4.0」や「メカトロニクス」等の概念が示すように、多くのセクターが協働し、そこからイノベーションだけでなく新たな市場が開発されています。その良い例が現在ブームとなっているeモビリティで、これは電気工学、情報工学、センサー技術と機械工学を融合した技術です。

RGTHでもこのような潮流に合わせて、多分野融合イノベーションを保護し、特許侵害の可能性があれば追跡するお手伝いをしますので、お客様はこれまで通り技術の研究と応用に専念することができます。競争において優位に立つためには、さらに国際的な保護権によって新規市場を開発することも有意義かもしれません。

電気工学分野で経験豊富な専門家による総合コンサルティング

特許調査、鑑定、特許侵害の追跡ならびに特許の出願等は、お客様本来の事業目標、すなわち電気工学やメカトロニクス分野における専門的あるいは多分野融合的なイノベーション・研究から注意を逸らす作業です。ですから

当事務所の経験豊富な弁理士が、特許出願の前にあらかじめ先行特許の精査を代行します。

さらに必要に応じて第三者とのライセンス合意書等の作成を行い、国内外におけるお客様の保護権行使の代理人を務めます。

作業方法の保護についてもサポートし、特許化が可能かどうか調べます。このようにしてクライアントの皆様と一緒に、適切な特許戦略コンセプトを立案し、実行します。当事務所の経験豊富な弁理士が、製品開発・製造法開発から保護権の防衛までをサポートします。

当事務所の得意分野

  • 再生可能エネルギー/エネルギー工学
  • 通信工学
  • 半導体テクノロジー
  • スマートホーム
  • オートメーション・システム工学/ロボット
  • エレクトロニクス/マイクロエレクトロニクス
  • バッテリー技術
  • プロセッサアーキテクチャ
  • テクノロジー/標準
  • 医療技術
  • 電気駆動

当事務所の電気工学担当弁理士

RGTHの弁理士陣は電気工学およびメカトロニクス分野でドイツの状況を熟知しているだけでなく国際的な経験もあります。さらにマイクロエレクトロニクスやセンサー技術、半導体テクノロジーなど電気工学分野の様々なセクターで長年の実地経験のあるスタッフもおります。

多様な専門分野を持つスタッフが緊密に連携することにより、多分野にまたがる特許出願をプロフェッショナルに効率的に行うことが可能です。

WordPress Cookie Notice by Real Cookie Banner